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11月15日から19日までの5日間、台湾・台北で開催された「上位ライオンズ・リーダーシップ研究会(SLLI)」に参加してきました。参加が確定した後、国際協会のホームページから研究会の「小冊子」をダウンロードして事前準備をしなければなりませんでした。
5日間ホテルに缶詰と聞いて、果たしてどうなるものやら、と心配しながら参加しましたが、終わってみれば充実した時間を過ごすことが出来てほっとしております。
この研究会はライオンズクラブ国際協会が主催し、協会が参加者の宿泊代と食事代を負担し(参加者は飛行機代等の交通費その他を負担)、協会の「リーダーシップ研究会及びセミナー課」が企画運営して実施するもので、今年で9回目です。全世界のライオンズを7つの地域(「会則地域」と言います)に分けて、それぞれ実施するもので、日本は東洋東南アジアの地域に属しておりますが、去年までは東洋東南アジア(OSEAL)フォーラムが開催された地でフォーラムの前後の5日間で行われておりました。しかし、今年は10月に韓国のテグでのフォーラムでしたが、研究会の方は別に11月に台北で、ということになりました。
研究会には日本のほか台湾は勿論、東洋東南アジアの会則地域から韓国、マレーシア、香港、シンガポール、タイ、フィリピン、そして中国などのL99名が参加しました。 開会式と修了式は全参加者が一緒ですが、研究会は4つのグループ(英語、中国語、韓国語、そして日本語グループ)に分かれて個別に行われました。講師は各言語グループごとに3名、合計12名で、これに国際協会のキャッシー・ライアン課長(女性)がスタッフで加わっております。さらに期間中、テーサップ・リー元国際会長(韓国)や後藤隆一国際理事(333複合。千葉)などの国際協会役員が慰問(?)に訪れ、各教室で挨拶をされました。
ジャパニーズクラスで熱心に講義・指導をして下さった3名の講師は林護L(333複合の議長。千葉)、坂井正L(333―A前ガバナー。新潟)及び団英男L(335ーA前キャビネット幹事。地区指導力育成・会員研修委員長。神戸)でした。3人の講師陣は三者三様の特徴があり、林講師は元NHKディレクターで、スピーチやインタビュー等の「プレゼンテーション(発表)のテクニック」、「チーム支援」などのセッションをご担当されましたが、熟練した指導方法をお持ちのLだと感心いたしました。坂井講師には「ライオンズの基本」、「独創性」、「コミュニケーション」、「プロジェクト管理」などのセッションをご担当いただき、経験に基づいた蘊蓄あるお話をいただきました。又、団講師には「多様性」、「紛争(対立)解決」、「メンタリング(模範的指導)」などをご担当いただきましたが、小道具の用意も含めてこのようなアメリカ的な研究技法のプロとの印象を受けました。団講師はまだ51歳で、講師も含めた参加者の最年少者でした。お父様が団忠夫元国際理事ですし、英語は全く不自由なしですから将来国際理事は勿論、その上の国際役員を必ずされる方と思います。
この研究会では、毎日5人で一班のチーム(全部で5班。チームのメンバーは毎日変わる)をつくり、講師の講義を聞き、考え、チームで検討したうえで発表し、評価する、という方法をとっております。なので、主体的・積極的な対応が求められるという意味で、講師のお話をお聞きするという受け身になりがちな研修(セミナー)との違いを十分に認識した次第です。そのために「研修会(SEMINAR)」とは言わずに「研究会(INSTITUTE)」と名付けられているわけです。
研究の内容も、ライオンズそのものに関連するもの(「ライオンズの基本」、「われわれは奉仕する」、「LCIF」など)だけではなく、上記のとおり「プレゼンテーション」「多様性」「独創性」「紛争解決」「コミュニケーション」「チーム支援」「メンタリング」など、まさにライオンズ以外の生活の場でも求められる(そして役立つ)技能に関するものが主で、受講料を払ってでも参加する価値のあるものだと思いました。個人的にはプレゼンテーションとメンタリングが大変興味深かったし、有意義でした。今後このメンタリングの手法(この報告では詳しく説明できませんが、メンターとよばれる先輩Lが入会間もないLを4段階のステップを踏んで、目標を定めて原則1対1で指導していく、というものです)を使ってみたい、と思いました。
このような盛り沢山のセッションを、毎日午前8時から午後5時50分まで一講座 1時間半か2時間で(途中、10時から10時20分までの休憩、12時30分から13時20分の昼食、3時30分から3時50分までの休憩をはさんで)一日中こなしました。遅刻は厳禁(毎日、朝の開始時と昼食後に出席簿にサインすることになっておりました)、昼食と夕食は必ず全員で、との決まりがあり、全講座を受講することが国際協会が費用を負担する条件でした。
今回日本からの参加者は56歳(私です)から77歳まで(330ーCの星山春雄・副地区ガバナー)の25名でしたが、そのうち15名が現職の副地区ガバナーでしたので、間もなくガバナーですからモチベーションも高く、皆さん泣き言も言わず、真剣に研究会に参加しておりました。
最終日の前夜、後藤国際理事から「修了証書」と「マヘンドラ・アマラスリア国際会 長のピン」、「上位ライオンズ・リーダーシップ研究会の修了を表すピン」が、各国参加者の代表に渡されたあと、懇親会があり、各国の余興(日本の出し物はマーチ風のテンポの「ライオンズ ウィ・サーブ」の合唱と、330ーCの星山Lによるプロ顔負けのマジックショーが披露され、大変楽しいインターナショナルな夕食会を持つことができました。
最終日は、この研究会の総決算で「公共演説プレゼンテーション」として参加者全員が、一人4分という限られた時間内で講師や他の参加者の前で、スピーチをしました。時には笑いを入れて、皆さんとても立派なスピーチを堂々と致しました。これにて全日程終了となりました。
各準地区で原則1名という枠ですが、今回は最初から申し込みをしなかった準地区もあり、また急遽キャンセルが3名あったりして、結局9つの準地区からの参加者はなかったのですが、大変もったいないことだと思いました。
ともあれ、今後この研究会で会得した技法を活かし、さらにスキルアップをはかってライオンズクラブの活動にはげみたい、と思います。
写真提供/ライオン誌日本語版事務所
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