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先日、20数年ぶりにペナンを訪れた。
ペナンは、マレーシアにある南北24q、東西15qの小さい島である。古くから東西貿易の拠点として栄え、現代マレーシア随一の観光地として知られ、「東洋の真珠」と言われている。昨今は定年後のロングステイの適地として日本でも何回か紹介されている。国語はマレー語であるが、その他英語、中国語、タミール語が使われている。又、ほとんどの人が英語を話すことができる。ちなみに、物価は日本の1/3か1/4である。
この国の人は非常に親切で、たまたま場所を尋ねた時も、目的地までわざわざ送ってくれたのには感動した。
最初の2日は街の中心にあるシャングリラホテルに泊まった。夜が明け、窓を開けると、ホテルの前の景色は昨晩空港からホテルへ向かう途中見た高層ビルの明かりとは異なり、古いレンガ造りの町並みが続いていた。ホテルのボーイに尋ねると、この一角は国の方針で取り壊したり、造り直す事は出来ない、と言うことであった。近代的なビルの谷間に点在するこれら古い建物、一見アンバランスに見えるが、不思議に調和しており、私には20数年前のペナンが思い起こされ、大変なつかしかった。しかし、このような光景も余り遠くない将来、無くなっていくかと思うと一抹の淋しさを禁じ得なかった。
ホテルのカウンターの横に目を留めると、立て看板があり、見るとペナンライトライオンズクラブの例会場になっており、偶然にも例会日は我がクラブと同じ第二、第四木曜日であった。フロントで連絡先を聞き、電話すると、直前会長のフィリップ氏が会いに来てくれるという返事が来た。約束の10時にロビーで待っていると、ヒゲを生やした紳士が入って来た。Mrフィリップ氏である。お互いに名刺交換をしていると、次々に3名のライオンがやって来た。現会長他歴代の幹部である。お互いのクラブの状況等話し合ったが、和気藹々としており、初めて会う、それも外国の人達とは思われない。あたかも旧年来の知己である様な雰囲気であった。ペナンライトライオンズクラブは創立5周年を迎えたばかりの新しいクラブであり、会員は50人、近々6名の新入会員が入会する、ということであった。メンバーも非常に躍動感があり、我がクラブと大変よく似ており、4年前に戻ったような気がした。なごやかでフレンドリイな時間が過ぎ、別れ際、現会長よりディナーの招待を受けた。
私達は、その日、シャングリラホテルの同系列であるラササイヤリゾートホテルに移動した。6時30分、ロビーで待っていると、現会長が迎えに来てくれた。会場に行くと、多数のメンバーが家族連れで待っていてくれた。その中、第一副会長(まだ、36、7歳)の奥さんは日本人で、特に喜んでくれ、妻とも話しが弾んでいた。楽しい食事が終わった後、二次会はホテルのクラブに連れていってくれた。南国の夜での大フィーバー、知らぬ間に時間は過ぎ、散会したのは午前1時を越していた。
ライオンになって以来初めて経験した他国でのライオンズとの交流、私はこの時、つくづくとライオンズクラブに入会してよかった、と思った。そして、ライオンズクラブが日本だけではなく、改めて国際的であることを痛感した。これからも、機会があって外国へ行く時は出来るだけ時間をつくり、その土地のクラブを訪問し、共に「We Serve」を論じ、交流をはかろうと思った。
ペナンライトライオンズクラブの皆さん、本当にありがとう......。

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