オーストリアの思い出
平成14年10月1日
YE派遣学生 小倉 裕香
私は7月7日から8月9日までの約一カ月間、ヨーロッパのほぼ中心部に位置する国、オーストリアへ行かせて頂きました。
初めの2週間はザルツブルク州にあるザールフェルデンという町で行われた“Salzburg and its World of Mountains”というユースキャンプに参加しました。このキャンプには世界18カ国から27人の若者が集まり、そのタイトル通り皆で音楽の都として知られるザルツブルクの中世の美しい街並を観光したり、ハイキング(なんとほぼ毎日行われました)や渓流下り、氷穴見学を通してアルプスの雄大な自然を満喫したりしました。特にキャンプの目玉であるオーバーナイトハイ
キングでは片道5〜6時間の登山に挑戦し、全身くたくたで汗びっしょりになりながらも、皆で一つのことを成し遂げたという達成感が私達の距離を急速に縮めてくれました。私は初め、皆の絶えない笑顔と前向きでエネルギッシュな性格にとまどい、自分の中に改めて日本人の閉鎖性を感じましたが、そういう人達との共同生活は私の価値観を根底から覆すほど刺激的で魅力的なものでした。
その後の2週間を過ごした一軒目のホスト家庭はブレゲンツというドイツとスイスとの国境をなすボーデン湖に臨む町に住んでおり、キャンプ地からブレゲンツまでのドイツ語のアナウンスしか
流れない列車での移動は私にとって大冒険でした。お父さんは地区ガバナー、お母さんはゾーンチェアマンを務めているというとっても活動的・社交的な家庭で、私をドイツやスイス、ヨハン・シュトラウスのコンサートや湖上音楽祭のオペラにまで連れていってくださいました。また私の日本文化紹介にも関心を持ってくださり、特に書道は一番楽しんでいただきました。
最後の一週間を過ごした二軒目のホスト家庭はザルツブルクの近くに住んでおり、高校生の娘さんとはすぐに打ち解けて一緒にダンススクールへ行ったり、旧市街を散歩したりしました。地元LCのバザーで売り子としてお手伝いしたことも良い思い出です。
最後に、このような素晴らしい機会を与えてくださったライオンズクラブ、特にスポンサークラブである甲府シティLCの皆様に心から感謝申し上げます。